先日、花粉症の人に全力でオススメする【プロペトホーム】の話を書きました。
その中で、ちらりと「宇津木式スキンケア」に触れましたが
私がワセリンを使うようになったきっかけは
「肌の悩みがすべて消えるたったひとつの方法」 (著:宇津木龍一)を読んだからです。
私は、宇津木流スキンケア法を試してから2年が経過しています。
現在もずっと「宇津木式」です。
結果、今の私の肌は、花粉の時期でも荒れる事がなくなりました。
この2年で、ニキビらしいニキビも出来ていません。
加えて、朝お化粧(お湯で落ちるファンデーション)したら、夕方までほぼ化粧直し要らずになっております。
花粉症で肌荒れする私のような人に、是非知ってもらいたい。
きっかけは花粉症で荒れ荒れになる肌
私がこの本に出会ったのは、2016年10月。
当時私は花粉症の諸症状が強烈で、特に悩んでいたのが皮膚。
花粉に負けた肌は、荒れに荒れて、目の周りなどの皮膚の薄いところは荒れるというよりただれるような感じで、見た目がまさにゾンビ。
ファンデーションはおろか、アイブロウさえ引けない。
肌が摩擦に極端に弱くなっていて、眉毛を描こうとしても赤くなってしまう。
瞼は腫れているのが常態。アイメイクなんてもってのほかです。
素肌の手触りがザラザラで、素焼きのツボでも触っているかのよう。
化粧は出来ないからすっぴん+マスクで出勤。
けれど、素肌についた花粉で皮膚も痒い。荒れる。ただれる。ぐずぐず。肌を保護しようとしても化粧水もかゆくなる・・・
もっと良い(高い)基礎化粧品なら良いんじゃないかと、あれやこれやとコスメジプシーをして月に数万かけた事もありました。
しかし思うような結果は出ず、まさに八方塞がり。
結局スギ花粉が終わる4月末頃まで、そんな肌の状態は続き、花粉の終焉とともに普通の状態に戻っていく・・・という感じでした。
鼻水もくしゃみも目の痒みも、どれもツライけれど、この肌が一番ツライ。
花粉が始まる前に、何か今から出来る予防策は無いものかと色々見ていた時に「肌の悩みがすべて消えるたったひとつの方法」を知りました。
宇津木流スキンケア方法は、知る人ぞ知るスキンケア
著者の宇津木隆一氏は、大学病院で形成外科専門医として働き、重症のやけど治療等を専門分野にされていたそうです。
そして、北里研究所病院で美容ドックを始め、たくさんの女性の肌を診断したところ、肌トラブルを特に感じていない女性でも8割以上が重症の乾燥肌で毛穴が真っ赤に炎症していることに仰天。
様々な経験&勉強を経て、理想的なスキンケアはやけどから皮膚を再生させる方法と同じと気付き、クレンジング・化粧水・美容液やクリームなどの基礎化粧品を一切使わない「宇津木流スキンケア法」を提唱するようになったとの事。
本書では、
- 「コスメ好きほど肌がボロボロ」という事実に仰天したこと
- 化粧品の5つの害
- 肌の基本・肌の再生力
- 「宇津木流スキンケア法」がどんなものか
を中心に、肌の事が丁寧に書かれています。
特に、著者自身の美容ドッグでの経験談は一読の価値があります。
<宇津木流スキンケア法の3原則>
★つけない
★こすらない
★洗いすぎない
用意するものは「純せっけん」と「ワセリン」のみ。
当時は全く無知で、宇津木氏の事も本書で初めて知った程。
しかし、本書を一通り読んで、私の心は決まりました。
最低1年間は宇津木式を試してみよう!と。
調べてみると、ネットでは宇津木流スキンケア法は「宇津木式」と呼ばれ、たくさんの人がそのスキンケア方法を試していることがわかりました。
始めるなら、マスクをする時期がオススメ
結論から言うと、本書を読んで宇津木式を始めるなら「マスクをする時期」が絶対にオススメ。
花粉の飛んでいる2月~4月、もしくは冬。
寒くなりだして街にマスクの人が増える頃なんかは最適です。
何故なら、宇津木式を始めると最初の2~3ヶ月は誰もが「モサ」と戦う事になるから。
「モサ」とはなんぞや?という方は、検索すると山のように出てきます。
仕組みはいまだによくわかりませんが、「モサ=角栓」のようです。
以前流行した毛穴パックで取れるようなにょろにょろしたものではなく、どちらかというとちょっと細かい角栓。
私も例に漏れず、モサと戦いました。
期間は2ヶ月強くらいだったと記憶しています。
人によって個人差があるようで、モサと戦わなかったという人もいるようですが、平均して2~3ヶ月はあるようです。
戦うと言っても、何かをするわけではありません。
ひたすら何もせず耐えるのです。
戦うのは「己の心」
取りたい!こすりたい!という気持ちと戦ってひたすら何もしない。
醜い!やめたい!という気持ちと戦ってひたすら耐える。
モサの時期は化粧も難しくなるので、マスクで隠す。
私は、アイブロウとうすいアイメイクで凌ぎました。
乗り切るコツは、
鏡を見る回数をグッと減らすこと。
長い人生のたった3ヶ月!と割り切る事。
あとはマスク。
このモサの時期さえ乗り切れば、美肌への道は半分成功です。
私はこのスキンケアに出会えて本当に良かったと思っています。
花粉の時期に肌荒れで泣く事もなくなりましたし、普段の肌も良好です。
この本に書いてあることは、にわかには信じがたい事ですけれど、肌荒れで悩んでいる人には是非一度は読んでもらいたい。
長くなったので、次回は私の実践編を書きたいと思います。
次回 ⇒ 【宇津木式】実践編1 始めるに当たっての不安要素と宇津木式が向かない人 - 2019-03-04