我が家には、小学5年生の息子がいます。
親バカ発言全開で恐縮ですが
我ながら、
何故私からこんな優しいコが生まれ出てきたのか
と思うほどに優しくイイコです。
そんな息子から最近教えてもらった曲。
それが
「うっせえわ」
クラスで流行っているそうです。
初めて聴いたときはギョッとしましたが。
よく考えたら、
この手の曲はいつの時代もある。
私も中学高校生の頃、橘いずみの「バニラ」とか「サルの歌」とか
ブルーハーツとかきいてた。
尾崎世代ではないけれど、尾崎豊もきいてた。
ただ、根っこは同じような感じでも
自分が思春期だった頃聞いてたものとは
随分向いている方向が違うなと感じる。
もやもやしたやるせない青春の叫びというよりは
自分とそれ以外を圧倒的なまでに遮断している感じ。
それなのに
サビが頭に残りやすく、くちずさみやすい。
このアンバランスさが
なんかこわい。
私が中学高校生のあたりは、
ゴールデンタイムに音楽番組目白押しだったし
深夜帯にもたくさんあった。
そして、CDにはパソコンで再生できないガードが付いたりしてた。
(ネットに出回るのを防止するため)
今じゃ考えられないですね。
子供は、親とは違う時代を生きていく。
自分に理解できないことでも
頭ごなしに否定しないよう留意せねばと思った次第。
ちなみに息子は「うっせわ」よりも
「ベノム」がお気に入りとのこと。
思春期は、音楽と共にある。
良い音楽をたくさん聴いてほしい。