読書大好きすみれです😊
「世界一やさしい読書習慣定着メソッド」という本を読みました。
「読書習慣」は、どちらかというと、ついている方だと思います。
何故なら、本が好きだから。暇が出来たら、すぐに本を読みます。
『そんな人に、この本必要??』って思うでしょ?
読書好きにも、「読書できないな・・・」という悩みはあるのです。
それは圧倒的に「時間がない」という事。
あの本もこの本も、世の中は読んでみたい本だらけ!!
けれど、24時間しかない時間のうち、読書に割ける時間は限られてきます。
特に、私は読むのが遅い方なので、尚更時間が足りない。
そんな状態の読書ライフに、何かヒントになる事があればいいなと思って手に取った本。
何しろ「世界一やさしい」と謳っていますし、息子にも応用できるかも!という下心もちょっぴり。
どちらかというと、「本を読むのが苦手」「読みたい気持ちはあるけどね~」という人向けの本
「本を読みたい気持ちはあるけれど、いざとなると気乗りしないし・・・」という人を【消極的読者】と位置付けて、そんな消極的読者である貴方が、もっと快適に読書するにはどうしたらいいか、というような事がまとめてある本です。
あら、私、該当しない??チョイスミスしたかな~?
と思いながら読み進めていきましたが、既に読書習慣がある私にとっても、非常にタメになる事がたくさんありました。
「読書する」という行為のハードルを、限りなく下げてくれる!
この本を読んでいると、本来の意味での「読書」を思い出させてくれます。
特に、「きちんと読まなきゃ」という義務感は必要ないし、それどころかあってはならないという著者の主張には、ハッとさせられました。
自分の読書スタイルを振り返ると、自己啓発系の本を読む時なんかは特に、辞書を片手に、わからない言葉はノートに書き留めて調べながら、「より深く、よりキッチリと理解しながら読まなきゃ!!」になっていました。
子供の頃は、純粋に「読みたいから読む」がそのまま「読書」という行為だったのに、私もいつの間にか、「内容を出来る限りちゃんと理解したい!!」と思う余りに、「読書」へのハードルを上げていた事に気付かされました。
そういう風に読書すると、本を楽しむ事よりも「勉強」の意識が強くなりすぎてしまって、
「今は辞書が手元にないから・・・」とか
「もっとまとまって時間が取れる時にしよう・・・」とか思うようになって、
結局気付いたらもう1ヶ月全然この本読めてない・・・なんて事になっている事が多かったように思います。
しっかり勉強しようという姿勢は素晴らしいものなのですけれど、でも、読書って、本来は娯楽なんだっていうことを改めて思い出させてくれました。
楽しいから読む。それだけで良いんですよね。
そうは言っても、「私仕事で、楽しいと思えないこの本を読まなきゃいけないんだけど・・・」という人もご安心を!
そういう時には、こうやって読むといいよ、って事もちゃんと載っています!
読書は好きだけど、最近なんか上手に読めてない気がするわ~って人にも参考になる
著者の印南敦史さんは、多少なりとも読書習慣がある人向けに「遅読家のための読書術」という本を出しているらしく、本書の中でも多少触れています。
どちらかというと、「遅読家のための読書術」の方を選ぶべきだったかなぁ~と、読み始めには思ったりしましたが、
「世界一やさしい読書習慣メソッド」は、既に読書習慣のある人にも読んでもらいたいようなことがたくさん書いてありました。
私がこの記事の冒頭で書いた「読書する時間が無い問題」にも触れていました。
わかったつもりで出来ていない事、いっぱいありました💧
読書って自由で良いんだ!ってことを再確認
私は、小説も自己啓発系の本も、「この本好きだ」って思った本は、割と何度も繰り返し読みます。
読み終わったらすぐにまた再読、というのではなく、数ヶ月とかある程度時間を置いて記憶が薄れてきたら、また読むのです。
学生の頃はとにかく本の虫だったので、通学電車の中では必ず何か読みたかった。けれど、お金は有限ですから、毎月何冊も新しい本を買う事は出来ません。
なので、手持ちの本を何度も読む、という事をしていたのです。
アガサクリスティーにハマっていた頃は、あらすじを読んで気になったものを購入していたのですが、なんせ数が多いので、本棚もいっぱいになっちゃうしお金も無い。
ある程度たまってきたら、それ以上は増やさずに、「次はどれを読もうかなぁ・・・これ、どんな内容だったかな。犯人は覚えてるけど、トリックを忘れちゃってる。これにしよ。」みたいな感じで、繰り返し読んでいました。
友達には、呆れられたりしましたが、この読書スタイルが今の自分に合っているし、好きな本は何度も読みたいと思っていたので、あまり気にしていなかったのです。
読書好きだという知人の中には、1回読んだ本はもう読まないという人もいます。
私からすれば、「面白い本は何度読んでも面白いよ!読むたびに違う発見があるよ!」とオススメしたいところですが、それはその人の読書の楽しみ方なので、私があれこれ言う筋合いはなく、その人の自由なのです。
だから、同じ本を何回読もうと、それも私の自由なのです。
そうして、読書って楽しい!って思う事が一番大事なのです。
そういう事を深く考えさせてくれた「世界一やさしい読書習慣定着メソッド」、どんな本かわからなかったので図書館で借りたのですが、また読みたいので購入しようと思います😁