365日読書したい!

できれば365日読書したい本好きが綴る日々のあれこれ。本の紹介は基本ネタバレ無し。

有栖川有栖【長い廊下がある家】その頭脳のみで挑む!!

本日は読書記録(*≧∀≦*)

今回は有栖川有栖の「長い廊下がある家」です。

2020-07-02長い廊下がある家-有栖川有栖

「長い廊下がある家」有栖川有栖2019年10月21日(月)読書開始 ~ 2019年10月24日(木)読了

限界集落を調べていた学生が、山奥の廃村に辿り着いた。

そこで彼は「幽霊の出る家」を取材する三人の男女と出会う。

地下に別の家と繋がるトンネル状の長い廊下が。中央には扉があり、その西側で死体が発見された。

容疑がかかる三人は犯行時刻、東側の家にいて、鍵のかかった西側には行けない。

臨床犯罪学者・火村英生がトリックを華麗に暴く!表題作ほか全4編。 

 

火村英生シリーズの「ロジカルデスゲーム」が読みたくて購入した本。

 

原作の「ロジカルデスゲーム」は、2016年に放送された「臨床犯罪学者 火村英生の推理」というドラマの最終回に起用されたエピソード。

 

これについて、原作ファンの方が

「このエピソードを最終回にもってくるのはなるほどと思った。

原作では、凶悪な暴力的手段に訴えてくる相手に対し、火村がその頭脳のみで論理的に対抗して勝利する秀逸なエピソードなのだ。」

と評していたのです。

色々見ている途中で見つけた記事だったので

どなたが書かれたものか不明で、しかも、この通りの文言ではなかったのですが

だいたい上記のような内容でした。

正確に引用できなくて申し訳ないです。

 

私はこの方の書かれた、

凶悪な暴力的手段に訴えてくる相手に対し、

火村がその頭脳のみで論理的に対抗して勝利する秀逸なエピソード

という部分にめちゃくちゃ惹かれて、うわぁ是非とも読みたい!!と大興奮したのです。

で、入院前に本だけは購入して準備していました。

結局退院後に読むことになりましたが😅

 

収録は4編

「長い廊下がある家」には、4編収録されています。

  • 1・長い廊下がある家
  • 2・雪と金婚式
  • 3・天空の眼
  • 4・ロジカル・デスゲーム

 

「ロジカル・デスゲーム」が読みたくて購入した本ですが、4編ともすべてとても良かった!!

 

 特に「雪と金婚式」は、こういう夫婦・・・こういう結婚生活が送れたらいいなぁ~と素直に憧れる内容でした。

 

火村シリーズは、どちらかというと原作よりドラマのイメージの方が強く、ドラマの方が好きだと感じるエピソードが多いのですが、

この「ロジカル・デスゲーム」は、ドラマと違い原作の方がリアリティが高いように感じられ、読んで良かったーーーー!!!!となりました。

 

火村先生・・・好きだわ・・・。

 

 

 

 

☆この記事を書いた人☆
すみれのプロフィール すみれ(ID:sumire365books)
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