本日は読書記録(*≧∀≦*)
今回は有栖川有栖の「長い廊下がある家」です。
限界集落を調べていた学生が、山奥の廃村に辿り着いた。
そこで彼は「幽霊の出る家」を取材する三人の男女と出会う。
地下に別の家と繋がるトンネル状の長い廊下が。中央には扉があり、その西側で死体が発見された。
容疑がかかる三人は犯行時刻、東側の家にいて、鍵のかかった西側には行けない。
臨床犯罪学者・火村英生がトリックを華麗に暴く!表題作ほか全4編。
火村英生シリーズの「ロジカルデスゲーム」が読みたくて購入した本。
原作の「ロジカルデスゲーム」は、2016年に放送された「臨床犯罪学者 火村英生の推理」というドラマの最終回に起用されたエピソード。
これについて、原作ファンの方が
「このエピソードを最終回にもってくるのはなるほどと思った。
原作では、凶悪な暴力的手段に訴えてくる相手に対し、火村がその頭脳のみで論理的に対抗して勝利する秀逸なエピソードなのだ。」
と評していたのです。
色々見ている途中で見つけた記事だったので
どなたが書かれたものか不明で、しかも、この通りの文言ではなかったのですが
だいたい上記のような内容でした。
正確に引用できなくて申し訳ないです。
私はこの方の書かれた、
凶悪な暴力的手段に訴えてくる相手に対し、
火村がその頭脳のみで論理的に対抗して勝利する秀逸なエピソード
という部分にめちゃくちゃ惹かれて、うわぁ是非とも読みたい!!と大興奮したのです。
で、入院前に本だけは購入して準備していました。
結局退院後に読むことになりましたが😅
収録は4編
「長い廊下がある家」には、4編収録されています。
- 1・長い廊下がある家
- 2・雪と金婚式
- 3・天空の眼
- 4・ロジカル・デスゲーム
「ロジカル・デスゲーム」が読みたくて購入した本ですが、4編ともすべてとても良かった!!
特に「雪と金婚式」は、こういう夫婦・・・こういう結婚生活が送れたらいいなぁ~と素直に憧れる内容でした。
火村シリーズは、どちらかというと原作よりドラマのイメージの方が強く、ドラマの方が好きだと感じるエピソードが多いのですが、
この「ロジカル・デスゲーム」は、ドラマと違い原作の方がリアリティが高いように感じられ、読んで良かったーーーー!!!!となりました。
火村先生・・・好きだわ・・・。