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聴神経腫瘍4【発覚】念の為にと撮ったMRIで腫瘍がみつかる

前の記事:聴神経腫瘍3【きっかけ】ふわふわ感がおさまらないまま3日目突入 - 2018-11-20

 

 

2018年11月21日(水)

 

明日には治ってますようにと祈りながら眠り、目覚めた翌朝21日(水)

頭のふわふわ感は治っていませんでした。

けれど、もうほとんど気にならない程度にはなっていました。

 

一瞬、もう病院へ行くほどではないか・・・という気持ちもかすめましたが、やっぱりちゃんと行って診てもらうことにしました。

 

受付をして、最初に看護師さんに話を聞いてもらい、血圧を測り、診察へ。

 

診察室では、脳の検査と思われる色々な検査をしました。

そして先生から

「脳の機能には特に問題が見られないので、三半規管の方かも知れません。もし気になるようでしたら、耳鼻科を受診されると良いですよ。」

と言われ、一安心。

そうか、耳鼻科か。三半規管の方は全然思いつかなかった。

と思っていると、先生から運命の一言。

 

「念の為という事もありますし、MRIを撮って何もない事を確認して安心してから帰りましょうか。」

 

もうお昼近かったので、お腹すいたなぁと思いつつ

予定も特に無いしせっかく来たんだからと、MRIを撮ってもらうことにしました。

後から思えば、この時の先生のこの一言がなかったら、きっともっと発覚は遅かったと思います。

腫瘍が小さいうちに発見できたのは、先生のおかげです。

 

さて、初めてのMRI。

閉塞感と大きな音で、閉所恐怖症にはツライと話に聞いていたMRI。

ドキドキしながら受けました。

割としっかり固定されるんだなぁ~なんて思いながら、想像以上にうるさい音に時折ビクッとしつつ検査の15分程を終えて、立ち上がる時。

ふらっとした私を支えてくれた検査技師?の方に、「右耳が聞こえにくいですか?」と聞かれる。

「・・・あぁ、そういえば、どっちか聞こえにくい耳があります。」と答える。

 

私は、若い頃から、あんまり耳が良い方ではなかったのです。

健康診断の聴力検査はいつもドキドキでした。

「なにかを喋っている音は聞こえているんだけれど、何を言っているのか聞き取れない」

という事が多かったので、もしかしたら自分は「感音性難聴」とかいうやつなのかもしれない・・・と思った事もありました。

そして、両耳ともたいして良くないと思っていた私は、

「どっちも良くないけど、どっちかの耳の方が特に悪い」

という認識しかなかったのです。

(その後、元々右耳よりも左耳の方が聞こえが悪い、という事が判明。)

 

MRI後、診察室に入ると先生が神妙な顔で待っていました。

 そして、MRI画像を見ながら説明してくれました。

 

「ここに、腫瘍があります。」

 

「え!?」

 

予想もしなかった返答に、一瞬で頭が真っ白に。

先生は腫瘍は専門ではない、ということ、

今から脳外科の方にまわって専門の先生に診てもらおう、ということ

予約外なので少し待ち時間があります、ということ

の説明を受け、一旦待合室で待機する事に。

 

しばらくぼんやり座っていると、だんだん、停止していた思考が動き始めました。

腫瘍?

腫瘍ってなに?

とりあえず、夫に連絡をしなければ・・・

 

診察室で先生に言われた事をラインで打っていると、指が震え出しました。

 

息子はまだ小学3年生。

ああ、息子が成人するまでは。

いや、せめて、せめて息子が高校生になるまでは・・・

 

そんな思いが一気に押し寄せてきて、待合室では泣くまいと一生懸命に深呼吸をし続け、呼ばれるのを待つ。 

この、待合室で待っている間が、今までで一番長くキツイ時間でした。

 

 

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☆この記事を書いた人☆
すみれのプロフィール すみれ(ID:sumire365books)
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